Sound Bacca〜サウンドバッカ〜

小さくても整った部屋に住む、週末ミュージシャンのブログ。音楽活動とライフスタイルを快適にする・・・そんなブログを書いています。

Soundcore Liberty 3 Proの音質とANC性能を音楽家が徹底レビュー。マルチポイント対応で使い勝手も最高だった話。

 

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音質やANCの性能、マルチポイントの使い勝手について、音楽家目線で良いことも悪いこともレビューしてみます。めちゃくちゃ語ります。

 

んそん(Twitter:@sangsongsing)です。

高音質&ノイズキャンセリング搭載イヤホンが主食アマチュアミュージシャンです。

 

2021年11月に発売となった、Anker Soundcore Liberty 3 Proを発売初日に購入しました。

他のイヤホンと比較しながら、自宅や屋外で2日間ほど使い倒してみました。

 

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非常に高いレベルの音質とANC性能を持ち、マルチポイント機能等の欲しい機能全部盛りな、最高コスパのハイクオリティーイヤホンでした。

使用感については、使用していくうちにレビューが変わっていくと思うので、都度加筆・修正していきます。
(2021年11月7日:初稿)

◆目次

1.はじめに:Anker Soundcore Liberty 3 Proって何?

世界のガジェッター御用達のAnker社から、2021年11月に発売されたイヤホンです。
同社のイヤホンラインナップの最上級モデルとして発売されました。

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Anker独自のノイズキャンセル技術を更にアップデートして搭載。
また高音質コーデック規格LDACにも対応しました。ハイレゾで音楽を楽しむことができます。


また付け心地や使い勝手にもこだわっており、数社しか採用していないマルチポイントにも対応。

まさにAnkerが満を持して市場投入したBluetoothイヤホンです。

 

価格は19,800円。他社の同品位のイヤホンと比べると、3分の2くらいの価格です。

けしからんなAnker。

 

では、音質、ANCの性能、その他の使い勝手について、2日間使い倒してきたレビューをしていきます。

 

2.音質についての個人的な評価

まず音質について、絶対評価や、他のイヤホンと比べた比較評価をしてみます。

マチュア楽家ながらの、音質にも拘った目線も交えながらレビューしてみますね。

2-1.音質の絶対評価

2-1-1.音質レビュー。音の解像度が素晴らしい

Ankerのアプリで音質調整のイコライザーを「フラット」に設定し(詳細は後述)、ポップスやEDM、クラシックなどを幅広く聴いてみました。

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音質は非常に素晴らしいクオリティーです。
高音はしっかりとクリアに鳴っており、低音もボリューム感のある響きがあります。
また、音の分離感・解像度※もあり、楽曲に使用されているヴォーカル、楽器を隅々まで楽しめる音質だと感じます。

※複数の楽器がちゃんと別々に聴こえたり、左右で鳴ってる各楽器がしっかりと分かれて聴こえること。
低解像度のイヤホンだと、音が団子状態になってしまって、後ろで鳴ってるタンバリンとかに気づかない。

 

さらに、ホール演奏系のクラシック等を聴くと、Liberty 3 Proの音の広がりに圧倒されます。

広めのホール、前から15列目のど真ん中で聴いてる感じです。

ちゃんと左の前方にヴァイオリン部隊が、奥の方に管楽器がいる定位感で聴こえます。ホール前後左右の広がり感が凄いです。

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どうなってるんでしょうかこれ。イヤホン内の音を鳴らすドライバーが物理的に鼓膜から遠いのかな…?

2-1-2.音質はAnkerアプリで調整自由自在

音質はAnkerのアプリから好きにカスタマイズすることが可能です。
分離感がしっかりしてるので、高音低音はアプリのイコライザーでどうとでもなりました。


EDMやブラックミュージックを、ベースどんどこ&シンバルしゃかしゃかなドンシャリで聴くことも出来ますし、落ち着いたクラシックをスーパーフラットに聴くこともできます。

 

サウンド設定は自分でカスタムしたり、プリセットから選ぶことも可能です。

また、Ankerアプリ内で行えるHear IDという聴覚テストを行って、使用者に最適なイコライジングを提案してくれるというモードがとても優秀です。

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めちゃくちゃシビアな聴覚テスト(健康診断でやるやつの10倍難しい。聴こえぬ…)を3分くらい左右の耳で別々に行い、ガチで診断され

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↑こんな感じのイコライジングを提案してくれます。

 

どのプリセットを選んだらよいかわからない人はこれをチョイスすると良いと思います。音質が激変します。
というか私の耳、左右でこんなに特性が違うんですねぇ…。おもしろ。

 

2-1-3.高音質コーデックLDACへ対応!

Liberty 3 Proには、音声圧縮コーデックのLDAC(エルダック)が搭載されました。

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音声コーデック規格にはいろいろありますが、ざっくりとLDACを説明すると
2021年11月時点では最上級クラスの音質規格みたいな規格です。

 

なおLiberty 3 Proは3つの音声コーデックに対応しています。

  • SBC:標準コーデック
  • AAC:SBCよりも高音質&低遅延。Apple勢はコレ
  • LDAC:ソニーが開発した高音質コーデック。SBCの3倍の情報量

・・・と、音声コーデックのことをつらつら書きましたが、まぁぶっちゃけ耳を澄まさないとSBCだろうがLDACだろうが、よく分かんないです。

最近はストリーミングで音楽を視聴するのがもっぱらなので(大多数の皆さんもそうかと)、そもそもそんな高音質規格で音楽再生をしないんですよね。

SBC/AAC/LDAC対応で超必要十分。(もちろんハイレゾ音源を聴いたら差は出ますが)

イヤホン自体の構造による音質の方が大事。

 

さすがAnkerの最新フラッグシップモデル。

これが20,000円以下とは、Ankerやってますな。けしからん。

2-2.音質の相対評価。圧倒的進化。

他のワイヤレスイヤホンと比較レビューをしてみます。

2-2-1.Ankerの他のワイヤレスイヤホンとの比較。さすがの最上位機種。

まずは、私がこれまで使用していたAnkerの良コスパ名機種であるSoundcore Liberty Air 2 Proと聴き比べてみました。

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workstylehack365.hatenablog.com

Liberty 3 Proは、Liberty Air2 Proと比べて、中高音域の分離感が更に良くなり、クリアな音色になったなと感じました。

また低音のこもりも低減され、解像度UPに貢献しています。

 

私は音楽制作を趣味にしているので、最新楽曲を「プロはどんな音楽の作り方をしてるんだろか」という聴き方をすることも多いです。

ギターの音量をどうしているかとか、マラカスをどこに立たせてるとか、かなりマニアックな聴き方をしています。

Liberty 3 Proはそんな聴き方をする私にとって、Liberty Air 2 Proよりも音の分離感があり、解像度的に優れていました。楽曲の隅々まで聴こえる聴こえる。すごい。


ただまぁ、街中や公共交通機関の中で音楽を聞き流すレベルでは、どちらも高音質だなぁというのが実際です。

妻は両方比較して「うーーん、どっちも良い。Liberty Air 2 Pro、要らんのならくれ。私の5,000円のイヤホンとは段違いじゃん」と言ってました。

2-2-2.他社イヤホンとの比較。もう聞き手の好みの世界に。他社上位機種と肩を並べてます

他社のフラッグシップモデルでよく比較されるのはAppleAirpods ProSonyのWF-1000XM4かと思います。

 

AppleAirpods Proと比べて、Liberty 3 Proの低音はしっかり大きく、中高音は少し強調された音質だと感じました。
Airpods Proって、Apple社がクリエーターレベルの音質にこだわっていることもあり、味付けゼロの超フラットなんですよね。ちょっと物足りない感があります。
Ankerのアプリで音質を調整すれば、Pro3をAirpods Proっぽい音質にもできました。
分離感、解像度は似たようなクオリティの印象でした。

 

次はSonyのWF-1000XM4との比較です。
Sonyの方が、音のみっちりとした重厚感があります。低音がしっかりと耳の中で響きます。
この音質差については一長一短だなと感じました。好みによります。

 

Sonyについては、高い遮音性を実現しているためか、けっこう密度のある音質です。

みっちみちに詰まった音楽に、ひたすら没頭したいならSonyかと。

 

定位感や音の広がりについては、Liberty 3 ProはとSonyで肩を並べる実力です。

私は世間一般の音楽制作者・ミュージシャンと同じように、自宅ではオーバーヘッド型のヘッドホンを使っています。

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Liberty 3 ProやWF-1000XM4のようにヘッドホンに迫る音の広がりがあるイヤホンは貴重です。
音楽制作者の意図も含めた音楽再現度、という意味ではSoundcore Liverty 3 Proも選択肢に十分入るクオリティでした。

 

・・・・ちょっと本音良いですか?

私、上の写真にあるATH-M50xっていうAudio Technicaのヘッドホン(18,000円くらい)のを使っているんですが、このブログを書きながら改めて聴き比べてみたら、LDACで聴くLiberty 3 Proの方が、解像度も音の広がりもある気がします。マジか。。。

Audio Technica

 

AppleSonyも、30,000円クラスのイヤホンです。それに対しSoundcore Pro3は19,800円。
それでこの音質。ちょっと待て、けしからんぞAnker(2回目)。

 

3.ノイズキャンセリングと外音取り込み性能。圧倒的進化。

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ANC性能についても、絶対評価レビューと相対評価レビューをしてみます。

3-1.絶対評価レビュー。音楽聴いてたらかなり無音。

私は日ごろから電車の通勤@東京に片道90分もかけており、ノイズキャンセリング機能(ANC)は必須です。

Soundcore Liberty 3 Proを街中や電車で1日使い倒してみましたが、とても高性能なANCと外音取り込み機能を持ってるなと感じました。

 

ANCはかなり高いレベルでノイズを除去しています。

また、環境に合わせて自動で切り替わるHearID ANCなるものが結構良い仕事をしてくれています。

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実際に駅のホームで電車待ちしてるとき耳を澄ませてイヤホンの挙動を確認してみたのですが、通過する電車が近づいてくると、ANCが切り替わる瞬間がありました(よく聴いてないとほぼ分からないですが)。

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通過電車に合わせて低音カットが一段階上がる感じでしたね。

 

なおノイズのカット具合については、ノイズを完全カット!というわけではありません。7~8割カットくらいです。
後述する他社品もですが、完全カットは現在の人類の技術では無理っぽいです。

 

女性の高めの声や、駅構内のピヨピヨなってる鳥の鳴き声(視覚障害者用のアナウンス音)、電車が橋を渡ってるときの甲高い走行音等は、他社も含め、完全なノイズ除去に至ってません。
そんな中で、20,000円クラスでここまでノイズを消せれば十分なクオリティです。

 

外音取り込み機能は、けっこう自然に音を取り込んでくれました。
イヤホンの表面を軽く2秒ほど長押しすると、ANCモードから外音取り込みモードに一瞬で切り替わります。

電車に乗っていて「そろそろ目的の駅に近いから、アナウンス聞き逃さないようにしなきゃ」みたいなシーンや、街中をふらふらするときに「外の音も聴こえないと危ないっすわ」みたいなシーンに最適です。

 

「ぬわーっ!安いマイクで外の音を拾ってるー!キンキンして耳が痛い~!」みたいなのは一切ありません。
違和感の少ないレベルで外音を取り込んでくれます。

 

また、新たに風切り音の低減モードが搭載されました。

f:id:sangsong0622:20211107193931p:plainANC搭載のイヤホンは、外音取り込み用マイクで風の音をかなり拾ってしまう機種が多く、風が強い日等は、結構これが不快なレベルです。
この風切り音は、ANCモードの際も拾ってしまい「むしろ風ノイズがでかくなっとるやんけ・・・・」みたいな状態になることもしばしばでした。

 

風切り音の低減モードが搭載されたLiberty 3 Proでは、この現象が大幅に改善されました。

イヤホンをつけていない状態を10とすると、低減モードONのLiberty 3 Proでは8~9くらいに低減されていました。

Noイヤホン時よりも更に低減されるとは思っていなかったです。

なお、この低減モードがついていないLiberty Air2 Proでは15くらいになってました。。

 

3-2.相対評価レビュー。SONYの背中が見えたぞ。

これもまずはAnkerのLiberty Air2 Proと比較してみます。

ANCはかなり向上したように感じます。
特にANCの自動切替が効いているときが顕著です。

周囲の環境に併せて打ち消している効果もあり、Liberty Air2 Proから1段レベルアップした印象です。

外音取り込み機能は、概ね似たような感じでした。

 

次にAppleAirpods Proと比較すると、ANCの効きはほぼ同等と言って良いと感じました。
一方で、外音取り込み機能は、圧倒的にAppleへ軍配が上がります。
Appleの外音取り込み性能の自然さが10とすると、6〜7くらいのイメージです。

 

最後にSONYのWF-1000XM4と比較してみると、ANCの効き具合はややSONYに軍配が上がりますね。
とはいえ、SONYのANC性能が10とするとLiberty 3 Proは8-9くらいまでは来ていました。
Liberty Air2 Proは7くらい。


Liberty Air2 Proを購入した当時は、比較視聴して「さすがにSONYがノイキャンは上かぁ…」と感じました。
一方でLiberty 3 Proはというと「………しいていえば、比較するとSONYのほうが良い気がする。」くらいの感覚までANCレベルは上がった印象です。

圧倒的な差は無くなりつつあります。

特許でガチガチに守られたSonyのANC技術の背中が見えてきた印象です。

1万円ほどのANC性能差は無いですね。2000円くらい。

 

もしかすると、WF-1000XM4に標準装備されてるフォームタイプのイヤーピースをLiberty 3 Proに装着すれば、結構ANC性能が化けるかもしれないなと思いました。

SONYのは、フォームイヤーピースによるPNC(パッシブノイズキャンセリング)の効果も大きい気がします。
WF-1000XM4には遮音性能に優れたフォームタイプが付属してるのが卑怯だゾッ。

 

AppleSonyも、30,000円クラスのイヤホンです。

それに対しSoundcore Pro3は19,800円。

それでこのANC性能と外音取り込み性能。けしからんぞAnker(3回目)。

 

4.使い勝手が最強。全部盛り。(マルチポイントや付け心地など)

4-1.2台同時”接続”できるマルチポイントが優勝すぎるから語らせてくれ

使い勝手について、まず真っ先に語りたいのは、マルチポイント機能の実装です。


Liberty 3 Proが発表されたときの、私の心のつぶやきが
「出たか〜音質UP、ANC性能UPねぇ〜。けどなぁ〜金欠だしLiberty Air2 Proで満足しちゃってるs……あああああちょちょちょい待ってまってマルチポイント対応キター!!!買うッ!!!!」
ってなくらい心待ちにしていた機能です。マジで便利。

 

マルチポイント、どんな機能かというと
1台のイヤホンへ同時に2台の機器と同時に接続できる
という機能です。

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これ、何が便利か説明しましょう。

似たような機能でマルチペアリングというのがあります。

これはイヤホンに接続先を複数登録することができるという機能で、接続先を切り替えるときには以下の手順を踏む必要がありました。

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  1. 現在繋がっている機器との接続を一旦解除する。
    多くの場合、先に繋がっているのはスマホスマホのコントロールセンターを開き、Bluetoothボタンを長押しし、イヤホンのBluetooth接続を切r(もうこの時点でイヤになってきたダルい)
  2. 繋げたい機器との接続を行う
    PCやタブレットBluetoothボタンを押し、イヤホンを接続すr・・・あれ、うまく接続されないから一旦イヤホンをケースに戻すか…ああもうなんでや、あ、接続されたされた。

 

もう「1」の途中の段階で煩わしい。

マルチペアリングができようができまいが、基本的に複数機種では使っていませんでした。

煩わしい。度し難いほどに煩わしいぞマルチペアリング。

 

これがマルチポイントだとどうなるかというと、スマホともう一台をマルチポイント設定しておけば
例えばスマホで音楽を聴いていたけど、タブレットやPCでYoutubeを見たくなったとき

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  1. スマホの音楽を停止する
  2. タブレットYoutubeを再生する
  3. 幸せ!!!!

です。
圧倒的・・・ッ。圧倒的利便性・・・ッ!
まじでラク

 

ちなみに他のパターンも試してみたのですが、スマホで音楽を聴いているときに、PCでZoom等を使ってWeb会議を開始するときは

  1. PCでZoomを開始する
  2. おわり

だけで良いことが分かりました。
え、こんだけ?というか無工数。神か。

音楽や動画系の単方向アプリより、Web会議アプリのような双方向アプリの方が強いっぽいです。

 

ちなみに、スマホで音楽を聴きながら、PCのYoutubeを見るみたいな使い方はできません。

 

なお、機器の登録(マルチペアリング)は複数できるようで、2台以上の機器を登録しておき、Ankerのアプリからマルチポイントする2台の機器を再チョイスすることも可能です。

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まとめるとマルチポイントは以下のようなシステムです。

  • 2台の機器と同時に接続できる
  • 複数台の機器と登録(マルチペアリング)はできる。マルチポイントにしたい機器を後で再設定できる。
  • 音楽or動画アプリから別の機器で視聴したい音楽or動画アプリに移行したいときは、先に視聴している音楽or動画アプリを一旦止めて、別の機器でアプリを起動するだけ
  • 音楽or動画アプリから、別の機器でWeb会議をしたいときは、Web会議を始めるだけで音楽or動画アプリから切り替わる
  • 同時に別々の機器から複数の音声データを視聴することはムリ

マルチポイント、ほんとに便利なんですよ。


現時点でマルチポイントに対応しているフルワイヤレスイヤホンって、目立つところでJabraとパナソニックオーディオテクニカくらいだったんですよね。
やっと対応してくれたAnkerには本当に感謝。

4-2.付け心地は柔らかなイヤーウイングのおかげで超快適

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イヤーチップとイヤーウイングは4種類ずつ用意されています。

柔らかでフィット性の高いイヤーウイングのおかげで、6時間ぶっ通しで耳に装着していても、全く痛くなることはありませんでした。

4-3.更に途切れにくく。最新Bluetooth5.2規格の接続安定性

Liberty 3 Proには、2021年11月時点で最新の接続規格であるBluetooth5.2を採用しています。
これまで私が使用していたLiberty Air 2 Proは5.0規格でした。

5.2規格ではペアリングされているイヤホン機器の方向を探知する機能が追加されています。
大混雑の新宿駅で試してみましたが、Liberty Air 2 ProよりLiberty 3 Proのほうが途切れる頻度が少なかった印象です。

4-4.十分なバッテリー性能。ワイヤレス充電搭載で死角無し

イヤホン単体で約8時間、ANCモードで6時間の使用が可能です。
またケースのバッテリーを含めると最大32時間使用可能です。
私は毎日通勤で3時間使ってますが、1週間半くらい保ちますね。十分すぎる。


またUSB-C充電、ワイヤレス充電も装備しています。

充電周りには一切の死角がありません。

4-5.イヤホンもケースも軽量コンパクト。持ち運びが楽ちん。

イヤホン本体は片耳7gと、ほぼ空気みたいな軽さ。
ケースも57gで、持ち運びに煩わしさは一切ありません。

5.Anker Soundcore Liberty 3 Proはこんな人におすすめ。

Ankerが満を持して市場に投入したフラッグシップモデルはこんな人におすすめです。

  • 高いレベルの音質&ANCを持つイヤホンが欲しい
  • 使い勝手最高のイヤホンが欲しい
  • コスパ最高で妥協の無い上位機種のイヤホンが欲しい

これは…もしかして…わたし…?

6.まとめ:音質、ANC、使い勝手、全て最高レベルでまとまったイヤホン。Soundcore Liberty 3 Pro

Anker Soundcore Liberty 3 Proには、久しぶりに心揺さぶられました。

買ってしまった。けしからんなAnker。(4回目)

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発売されてから2日間ほど使い倒してみました。

本当に高いレベルでまとまった性能を持つイヤホンだと実感しました。
現時点で必要な機能は全部盛りのイヤホンですね。

 

実感しすぎて、この記事、8,700字も書いてしまいました。

気になった方はぜひ検討してみてください。

ではでは、さんそん(Twitter:@sangsongsing)でした。