こんにちは、さんそんです。
この記事では、現金(紙幣、貨幣)を一切使用しない、いわゆるキャッシュレス生活を始めた私のライフスタイルチェンジついて、始めて半年ほど経過したのでレビューします。
何故そんな生活スタイルを始めたのか、やってみて何を感じたか、またメリット、デメリットをお伝えできればと考えています。
◆目次
1. 何故キャッシュレス生活を始めたのか?
私は仕事の都合上、よく海外に出張します。
海外(特に欧米)って、モノを買うときにだいたいクレジットカードで支払いをするんですよね。現金(紙幣、貨幣)の出番がほとんどありません。
海外出張を何度か重ねていくにつれ、「あれ?このクレジットカード生活って、日本でもできるんじゃない?」と思うようになったのがきっかけです。
日本でもご承知の通り、大半のお店でクレジットカードが使用可能であり、またSuicaや楽天Edy、iDといった電子マネーの普及も進んでいます。
紙幣と貨幣を組み合わせて、支払いをし、おつりがじゃらじゃらと財布に溜まる・・。
キャッシュレス生活ならそんな煩わしさも無くなるのでは?
クレジットカードと電子マネーを駆使し、ひとまずキャッシュレス生活を始めてみました。
すると、現金が必要ないということに加え、思わぬ別のメリットが出てきました。
2. キャッシュレスライフの前準備と装備。
まずキャッシュレス生活を始めるにあたり、財布の中から必要のないものを取っ払っていきます。
2-1. 財布の中に入れているもの。
2-1-1. カード類
クレジットカード、および必要な電子マネーたち。あと身分証明の為の運転免許証。
2-1-2. 紙幣類
- 1万円札 2枚
- 1000円札 2枚
現金払いしかできないシチュエーションに備えて。
2-1-3. 貨幣類
- 100円玉 数枚
ジム通いをしていて、コインロッカーように100円玉が必要なので。
とりあえず必要なものだけ、最低限にしてみました。
今まで使用していた長財布にはポイントカードが山のように入っていましたが、これを機に、試しに全部持ち歩くのを止めてみました。
2-2. ついでにお財布も新調してみた。
大量のカードを管理するため、キプリスのハニーセル財布を1年前から使っていましたが、なんとも本末転倒な結果に。
代わりに、上記のものしか入らない、めちゃくちゃ小さい財布を購入しました。
workstylehack365.hatenablog.com
まじで小さい。
2-3. 準備すること
電子マネーのオートチャージ化は、支払いにかかる無駄を少しでも減らすためです。
マネーフォワードはお金の使いすぎを防ぐためにマスト。詳細は後述します。
さて、いざ実践開始。
3. トライしてみてわかったこと。
結論として、都会の生活であればキャッシュレス生活は何の問題もなく実施できることが分かりました。
そして現金を使用するより、快適ライフそのもの。
3-1. 支払時の実際アレコレ。
現在私が実際に行っているキャッシュレス生活のスタイルは以下のようになります。
3-1-1. 高額の支払いの場合(1000円以上)
買い物はクレジットカードで行います。
3-1-2. 少額の支払いの場合(1000円以下)
楽天EdyもしくはSuicaを使用して支払いを行っています。
コンビニでのちょっとした買い物とかですかね。
3-1-3. クレジットカードも電子マネーも使用できない場合
当然ですが現金で支払います。
よくあるのは個人経営の飲食店での支払い。どちらも使用できないことが多いですね。
また、病院での支払いでも現金を使用することがありました。
診療所レベルだとクレジットカードを使えないことがほとんどのようです。
こういった状況に備えるため、万札と千円札くらいは数枚持っておきましょう。
3-2. なぜクレカと電子マネーを使い分けるのか〜電子マネーの存在意義〜
上で述べたように、私は少額支払いの際はクレジットカードを利用を避け、電子マネーを使用しています。
それは何故なのか。
ご存知かと思いますが、クレジットカードの利用は、金額が少額でも支払いは問題なく可能です。
例えば、コンビニでコーヒー1杯しか購入しないときでも決済可能です。
この生活を実施する中で、私も何度か、コンビニでクレジットカードを使用し少額支払いをしたことがありました。
ですが、それだとそもそも私が電子マネーを併用している理由がありません。
では、私が電子マネーを使う理由はどこにあるのか?
それは、少額を迅速に支払うためというところにニーズがある、ということに私は気づきました。
なぜそれに気づいたかというと、その理由は私のチキンハートによるものです。
3-2-1. 店員の「えっ?この額でクレジットカード?笑」という雰囲気
クレジットカードでの少額支払いは、日本ではまだメジャーな行為ではありません。
支払いの際、店員となんとも言えないビミョーな空気が流れるのが、私は耐えられない(笑)
3-2-2. カードの利用は支払いに時間がかかる
「いやいや、そんなに時間かからないでしょ?」と思われるかもしれませんが、案外カードでの支払いは時間がかかります。
- レジにカードを読み込み
- カード情報を通信し
- ときには暗証番号を求められ
- レシートが2〜3種類出てくる
という、それはそれはとても時間のかかる4工程を経なければいけまん。
通勤時間の混み合ったコンビニで使おうものなら、隣のレジの客が現金で支払いし1人、2人と、爆速で会計を済ませていきます。みんな急いでますからね。
そんな中、たかだか108円のガム1個にクレカを使った私。私の後ろに並ぶ客列からの突き刺さる視線たるや、チキンハートの私にとっては、生きた心地がしない状況でした。
実際舌打ちとかされました。
靴の先コツコツとか。(そこまでしなくても。。)
これはチキンハートというより、日本人のせっかちな気質によるかもしれません。
3-3. 支払いが圧倒的に早い電子マネー。
このひどい体験のあと、電子マネーは非常に支払いスピードが早いのが特徴だということを私は理解。
レジで金額が確定したあと
- 私「(電子マネー名)で」
- 店員「はい、では金額確認のあとタッチお願いしまーす」
- 私「ピッ」
- 店員「ありがとうございましたー」
この間わずか5秒。
クレジットカードとは大きなスピード差です。
迅速な支払いを求められる状況では電子マネー、それ以外は基本的にクレジットカードという使い分けが、日本においてはスマートなキャッシュレス生活だと私は感じました。
これが、私がクレカと電子マネーを併用する理由です。
心臓に毛が生えるくらい他人の目を気にしない方であれば、クレカのみでも良いかもしれません。
キャッシュレス生活はクレカと電子マネーさえあれば、不便なく快適に実行できることが分かりました。
しかし一方で、キャッシュレス生活にはいくつかのデメリットがあることが判明。
しかしそれもどうにか解決したのでまとめてみます。
4. キャッシュレス化に伴うデメリットとその対策。
4-1.手元に現金が無いから、いくら使ったのか収支把握が困難。
現金派が語る現金払いのメリットに
- 現金で支払いをすれば、自分がいくら使ったか分かる
- 現金が財布から減っていくから使いすぎが分かりやすい。 カード払いではそれが分かりづらい
というのがあります。分からんでもないです。
かくいう私もキャッシュレス生活を始める前・始めた直後は、お金の使いすぎをどのように防ぐかを非常に悩みました。そして、一つのとても良い方法に辿りつきました。
4-1-1. 家計アプリ「マネーフォワード」×キャッシュレス性格で超絶楽々家計簿管理が可能に。
その解決方法が、スマホ家計簿アプリ「マネーフォワード」の運用です。
私は現在、マネーフォワードという家計簿管理アプリを使い、使いすぎを防止しています。
このアプリ、キャッシュレス生活との親和性が非常に高い。
このアプリの凄い所は多岐に渡る入力手段です。
よくある手入力やレシートの写真といった入力手段だけでなく、クレジットカードや電子マネーの利用番号等をアプリに事前登録しておくと、クレジットカード等の利用と同時に、全自動で家計簿に使用履歴が登録されていきます。
加えて、「ユニクロ リヨウ」や「ハミガキコ」、「ベントウ」といった決済の際に適当に付与される項目を認識し、自動でカテゴライズされ、家計簿へ項目ごとに反映してくれます。
これにより、アプリを開けば一発でこれまでの支払い履歴が分かり、使いすぎを防ぐことができるようになりました。
むしろ、現金を利用していたときよりもより厳密に支払い管理ができるようになっています。それも勝手に項目分けしてくれるのですから。 家計簿作成にチャレンジしたい人にも「キャッシュレス化×マネーフォワード」のコンビは非常にオススメです。
4-2. ポイントカードはスマホアプリStocardで一元管理可能
キャッシュレス生活に当たり、ついでに私はポイントカード類の持ち歩きもやめてしましました。すると、洋服をかったりカラオケに行ったりするときに、困る困る。
まぁ、そういう用事があるときに、事前に把握しておいて持っていけば良いんでしょうが、案外お店にふらっと立ち寄って、買い物しようとして「あっ、ポイントカードが無い!」となることが多かった。
そんなときに知ったのが、スマホアプリStocard。
ポイントカードに記載されているバーコードをスマホで読み取ると、スマホにポイントカードのバーコードが表示されるようになり、その画面をみせれば実店舗でポイントカード代わりに使えるというもの。
6.まとめ
私の現在のキャッシュレスライフをまとめると以下のような感じです。
- キャッシュレス生活は十分可能だと感じている。むしろ非常に快適だ。
- 基本的な支払いはクレジットカードで済ませられる。
- 少額支払いは電子マネーで決済できる
- マネーフォワード利用で収支管理が劇的にスマート化できている
キャッシュレス生活を始めたおかげで、生活が劇的にスマートになりました。
現金をたくさん持っていた生活が、今となってはナンセンスだと感じられるほどです。
皆さんもぜひキャッシュレス生活にトライしてみてください。